"Samuel Zelig" New Collection
こんにちは。
Samuel Zeligのニューアイテムが届きました。
以前は1つのテーマに対して、1アイテムといったコレクションのスタイルでしたが、少しずつブランドも人気になり、ここ最近のシーズンはコレクションの中でテーマをいくつか設け、それに関するアイテムを製作する。
といったスタイルが確立されてきております。
なので、同テーマのアートワークでも、Tシャツがあったり、パンツがあったりと様々なアイテムがございます。
より、コレクタブルなラインナップとなってまいりました。
日本でも、徐々にファンが増えている様な気がします。
今シーズンも例に漏れず、当店は攻めてます。
アーティストの展示を見に行く様な感覚で、選びにいらしてください。
今回は2つのシリーズが入荷いたしました。
即戦力から、少し先のものまでございます。
ビビッときたら、是非手に入れてください。
全てのアイテムの紹介写真はブランドの公式のものを使用しております。
このブルゾンとパンツにかんしては、色味とリペア風加工部分はこっちのが近しいです。
ちょっとブラウンっぽくも見える、ヴィンテージブラックです。
ブラックがフェードした様を表現しております。
なので、良い抜け感で楽しんでいただけます。
ちなみに、"TIBURON ANTIQUE"という架空のアンティークショップを描いてますが、TIBURONはデザイナーの一人、ジョナサンが生まれた時に過ごしていた家のあるストリート名に由来しています。
次のテーマです。
"HOTEL"
映画は、彼らのデザインプロセスにおいて重要な役割を果たし、作品を通じて伝えたい感情にも大きく影響を与えている。
このデザイングループでは、"グランド・ブダペスト・ホテル"、"シャイニング"、"アイズ・ワイド・シャット"といった、お気に入りの映画からインスピレーションを得ております。
これらの映画には、装飾的で印象的なインテリアや、美しく構成されたフレームが特徴としてあります。
また、ホテルに滞在するアーティストたちの生き方にも影響を受けております。
例えば、Hotel Chelsea は、パティ・スミス、ロバート・メイプルソープ、ボブ・ディラン、レナード・コーエンなど、多くの伝説的なアーティストたちが集った場所として知られています。そこから着想を得て、ホテルの鍵、"Do Not Disturb"(起こさないで)サイン、ゲストログのサイン、ホテルの建築設計図など、さまざまな要素を取り入れ、ブランド独自のホテルを表現しました。
架空のホテル名"St. Denis"は、ブランドが最初にスタジオを構えた建物に由来しています。
その建物は、1929年に建設されたロサンゼルスの象徴的なランドマークでした。
このコレクションでは、St. Denis Hotel に存在するであろうキャラクターやオブジェクトを刺繍モチーフとしてデザインに落とし込んでいます。
まず、このテーマがとても好みです。
SAMUEL ZELIG "HOTEL TEE" (GREEN RINGER)
SAMUEL ZELIG "HOTEL TEE" (LIGHT BLUE)
Teeは2色展開。
この2色が、ヘンリーとカラー物という全然違う2色展開なのが、ファニーポイントです。
ホテルの1室を描いています。
彼らのスタジオにはたくさんのアーティストの絵が飾っておりました。
描くのみではなく、アート収集も好きなのでしょう。
過去に訪れた際の写真を見返すと、ヌードデッサンも確かにありました。
昨年大好評でした、ショーツも早いですが、届いております。
結構早い時期ですが、最近はオンタイムでものがない現象が多々ありますのでこのデザインが気に入った方はお早めにどうぞ。
オレンジのヘリンボーンというカラー×生地の選択肢がなかなか珍しく、とても良い仕上がりです。
アートワークはシンプルめで、架空ホテルロゴ、荷物とホテルマン、バックにはホテルキーが描かれております。
この短い丈が、履きやすくって僕はとても気に入っています。
夏はこのショーツにTeeシャツにサンダルで決まりでしょう。
ネイビーヘリンボーンのロングパンツ。
シンプルに白糸の刺繍との色映えがとても綺麗です。
得意とする、手書き風刺繍の細かさが素晴らしい。
"ST DENIS"というホテル名ですが、ブランド発足の地であり、彼のおじいちゃんが住んでいた建物名なのですが、僕自身も訪れたことがあり、思い出の地でもあります。
このシリーズには彼らのライフスタイルがより一層投影されている様にも感じました。
最初期のコレクションにもある、Sycamoreというワードもスタジオの住所に由来します。
彼らのライフスタイルのなかで、経験したものや、インプットされたものが良い塩梅でコレクションに投影されております。
過去のコレクションにエモーショナルな気持ちになりつつ、アップデートした新たなコレクションもやはり良いと、Samuel Zeligの新しい作品が毎度楽しみで仕方がないです。
刺繍物は近年たくさんあれども、センスとクオリティーがしっかり整っているものはそうそうないと思っています。
このブランドには定番がないので、商品(作品)を作って完売したら、もう作らない。
というファッションブランドの中でもなかなか稀有なスタイルです。
なので、これ好きと思ったら、アートを買う感覚で是非取り入れてみてください。
シンプルなものはもうたくさん持ってきたことでしょう。
今こそスタイルに個性を取り入れていきましょう。
Samuel Zeligのアイテムは、古着と相性も良いですし、Gurankのようなアメカジニュアンスのアイテム、はたまたLea bobergのようなクリーンな服とも合うので、意外と様々なジャンルの服と高い相性を誇ります。
たくさんの皆様のご来店、お待ちしております。
宮地
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