Samuel Zelig "Yearbook Collection"

Samuel Zelig "Yearbook Collection"

当店がオーダーしました、Samuel Zeligの25SSシーズンの全てのコレクションが出揃いました。

ブランドとしては、5つのテーマがあったのですが、その中から3つのテーマにフォーカスを当ててセレクト。
今回のコレクションで僕が良いと感じたのが、前回入荷した"Antique" , "Hotel"のシリーズ。
そして、今回入荷しました"Yearbook"です。

まずはデザイナーのコメントから。


”Yearbook"

For this SS25 season we wanted to lean more into a natural color palette for this group and asked ourselves, “which vintage garments are naturally like this?”. We found that vintage Reunion or Beer Jackets, and Senior Cords often were fabricated from these lighter tones, and elevated with bright signatures and academic motifs. These pieces are also incredibly rare in the vintage world, so we created our own iteration of these styles through the SZ lens. During our research for this group, we looked through numerous yearbooks from the 1930’s - 1950’s to decide what would realistically end up on these styles. They were filled with whimsical doodles, inside jokes, and collaged photos. We created our own mascots, crests, (also inspired by our own high school experiences) and a highly detailed yearbook signature page as a focal point for this group.

このSS25シーズンでは、このグループに対してよりナチュラルなカラーパレットに寄せたいと考え、「自然にこういった色味を持っているヴィンテージの衣服は何だろう?」と自問しました。
その結果、ヴィンテージのリユニオンジャケット(Reunion Jacket)やビアジャケット(Beer Jacket)、シニアコード(Senior Cords)が、明るめのトーンの生地を使用し、鮮やかなサインやアカデミックなモチーフで彩られていることがわかりました。
これらのピースはヴィンテージ市場でも非常に希少な存在であるため、SZの視点からこれらのスタイルを再解釈し、独自に制作することにしました。

リサーチの過程では、1930年代〜1950年代の数多くのイヤーブック(卒業アルバム)を調べ、当時どのようなデザインや表現が実際に使われていたかを参考にしました。
そこには、遊び心あふれる落書きや、内輪ネタ、写真のコラージュが詰め込まれていました。

私たちは、自分たちの高校時代の記憶からインスピレーションを得て、オリジナルのマスコットやクレスト(紋章)、そしてこのグループの中心となるような、緻密に描かれたイヤーブックのサインページを制作しました。



"YEARBOOK TEE"


まずは、Tシャツから。
11オンスのコットンジャージー生地に
Sycamore Lancer'sという架空のクラブチームをデザインしたアートを落とし込む。
オレンジフェードのリンガーというのが新鮮です。
柔らかい天竺生地で、快適。
ガンガン洗えます。




"YEARBOOK CAMP SHIRT"


半袖シャツはこれまでと違う新しい生地でリリース。
絣柄の生地に彼らのアートワークが落とし込まれています。
サラッとしていて、軽い着心地の生地で洗い込んだ際の雰囲気も非常に良さそうです。
ショートパンツ、デニム、軍パン、何にでも合う万能な半袖シャツでおすすめ。


"Yearbook Jacket"



昨シーズンリリースされたカバーオールタイプのジャケットが今シーズンもリリース。
個人的には、とても使えるジャケットにつき、昨シーズンのものも今シーズンのものも着用しておりますが、今回の方はライトオンスです。
春らしい、軽めの8オンスの生地で幅広いシーズン着用できます。
また、ベースカラーがシンプルで、アートワークもポップなのでよりあわせやすくなった気もします。

 


"YEARBOOK PANT"



ブランドお得意のパンツ。
レングスが昨シーズンのものよりすっきりしました。
日本人の体型に合いやすいバランスになっております。
ちょい太めのストレートシルエットで、さまざまなトップスにあうシルエットで
抜群の存在感です。
白Teeにこれで仕上がります。
アート性の高いアイテムをシンプルな中に、サラッと取り入れるスタイルがおすすめです。

 


"YEARBOOK SHORTS"


最後にショートパンツ。
かなり短くて、ワイドなシルエットですが履くと癖になります。
とにかく快適。
夏はこれにGurankのTシャツにサンダルというのが理想です。

ちなみに、デザインに落とし込まれている、SycamoreとTiburonというワードはブランドのスタジオがあったストリートであったり、デザイナーが生まれた場所のストリート名と場所名が取り入れられております。

何シーズンと取り扱ってきて、毎度アートワークがガラリと変わりますが、個人的には飽きも来ず非常にコレクタブル。
高いアート性と、アメリカブランドならではの気負いのない抜け感が良いバランスを生み出しているような。
アメカジ一括りにならないのが、Samuel Zeligの良いところ。
古着でも、クリーンなアイテムでも、さまざまなアイテムでお楽しみいただけます。

気になる方は、是非一度試してみてください。
早速僕は、ジャケットとパンツを購入してヘビロテしてます。

宮地
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