Deadstock "BIG MAC" Work Shirt
こんにちは。
久しぶりに、古着について少し書こうと思います。
セレクトアイテムは入荷がマックスで、秋冬感満載ですが古着はオンタイムのものを。
即戦力でずっと着ていけるシャツで。

今回ご紹介するのは、先日買い付けてきた1970年代頃のBIG MACのワークシャツ。
いずれも当時の紙タグが残る、Deadstock(未使用保管品)です。
古着を買い付けていると、こうした何気ないワークシャツに惹かれることがよくあります。
Vintageすぎると気を遣ってしまうものもあるので、気にせずバシバシ着れるアイテムというのはありがたい。
特別なディテールがあるわけでも、誰もが知る名品というわけでもない。
ただ、生地の色や柄、襟の形、全体のバランスが良い。
そして何より、今の洋服と合わせても違和感なく着られるシャツです。
今回はBIG MACのものがまとめて見つかりました、とはいっても5枚。
BIG MACは、アメリカの大手百貨店チェーン、J.C. Penney(JCPenney)が展開していたプライベートブランドで主にワークウェアを中心に展開し、カバーオールやオーバーオール、ネルシャツなど、アメリカの生活に根付いた実用的な衣類を数多く生産していました。
当時のアメリカでは、こうした百貨店のプライベートブランドが広く親しまれていました。
日常生活や仕事のために作られた衣類。
そのため、必要以上の装飾はなく、丈夫で扱いやすいことが大切にされていました。
今回のシャツも、まさにその時代の空気を感じられるものです。

NO-IRON / PERMANENT PRESS
いずれも「NO-IRON」の表記があります。
これは、アイロン掛けの手間を減らすために考えられたイージーケア仕様を意味します。
つまり、シワになりにくい。
1960年代から70年代にかけて、アメリカの衣料品ではPERMANENT PRESSと呼ばれる、防シワ性や形態安定性を意識した加工・素材が普及していきました。
今回のシャツに使われているのは、65% Polyester / 35% Cottonの混紡生地
ポリエステルのシワになりにくさと、コットンの肌馴染みを組み合わせた、当時らしい実用的な素材です。
現在ではコットン100%の天然素材が好まれることも多いですが、こうしたポリエステル混紡の生地にも、独特の良さがあります。
比較的軽く、乾きやすく、日常的に扱いやすい。
そして、長い年月を経ても当時の色柄が残っているところにも、この素材ならではの面白さを感じます。
ヴィンテージというと、古い天然素材や特別な製法に注目が集まりがちですが、当時の生活を便利にするために生まれた素材にも、十分な魅力があると思っています。





どれもクラシックで良いチェック柄です。
5 Different Plaids
今回ご用意したのは、異なる配色のチェックシャツ5枚。
ネイビーを中心とした落ち着いた配色から、爽やかなブルー、ブラウンをベースにグリーンやライトブルーを組み合わせたものまで。
それぞれに異なる良さがあります。
どれも華美な印象はなく、日常的に着られるチェック柄です。
個人的には、こうした色の組み合わせに当時のアメリカらしさを感じます。
明るい色を使いながらも、全体としては落ち着いている。
複数の色を使っていても、不思議と派手にならない。
そうしたバランスは、今の服にも自然に馴染みます。
デザインは、両胸のフラップポケット、適度に長さのある襟、裾に向かって緩やかにラウンドするシルエット。
オーソドックスなアメリカンワークシャツの仕様です。
スラックスと合わせても良いですし、デニムやチノパンとの相性は言うまでもありません。
ジャケットのインナーとして、チェック柄を少しだけ覗かせるような着方もおすすめです。
今回のシャツは、5枚すべてが当時の紙タグを残したDeadstockです。
古着の世界ではよく耳にする言葉ですが、何十年も前に製造された衣類が、未使用のまま残っているというのは、考えてみると不思議なことです。
もちろん、古い衣類にはそれぞれの魅力があります。
長年着込まれたことで生まれる色落ちや、生地の柔らかさ、経年変化。
それもヴィンテージの大きな魅力の一つです。
一方でDeadstockには、当時の製品が持っていた本来の色や質感、シルエットを感じられる面白さがあります。
特に今回のような、日常着として大量に消費されていたワークシャツは、残っている個体の多くが実際に着用されてきたものです。
BIG MAC自体は珍しいブランドではありません。
しかし、1970年代頃のシャツが、紙タグ付きの未使用状態で、さらに異なるチェック柄を5枚まとめてご紹介できる機会は、そう多くありません。
今回の買い付けでも、個人的に嬉しい出会いでした。
古い服を、今の洋服として
ヴィンテージを選ぶ理由は、人それぞれだと思います。
年代や希少性に惹かれる方もいれば、当時の製法やブランドの歴史に魅力を感じる方もいるでしょう。
もちろん、僕自身もそうした背景を知ることは好きです。
ただ、Lakewood Clothingでは、それと同じくらい「今、着たいと思えるか」を大切にしています。
たとえ何十年も前の服であっても、今のワードローブに自然に馴染み、無理なく着続けられること。
古着だからという理由だけで選ぶのではなく、一着の洋服として良いと思えること。
今回のBIG MACは、まさにそんな5枚です。

173cm , 60kgの僕でこのサイズ。
特別に主張するシャツではありません。
だからこそ、これから先も変わらず着続けられる。
数十年前にアメリカで作られた、何気ない日常着。
それを今、自分たちの日常に取り入れる。
そんな古着の楽しみ方を、改めて感じてもらえたら嬉しいです。
ぜひ店頭で、それぞれの色柄や生地の雰囲気をご覧ください。
70's Deadstock BIG MAC "NO-IRON" Plaid Work Shirt
5 Colors / All Deadstock
Available at Lakewood Clothing.
是非!!
宮地
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