古くからラグの産地として知られるメキシコ・オアハカ州のテオティトラン村でオアハカラグの3大巨匠の一人"イスマエル・グティレス"氏によって1970年代に設立されたラグ工房。
現在ではその妻"リンダ"と息子の"グティレス"、"エドガルド"兄弟の3人で地元産の羊毛を紡ぐことから始まり天然染料で染色し、織りまでの全ての工程を手作業にて行っております。
同工房の特筆すべき点は、100社以上ある同村のラグ工房の殆どが現在ではコスト面から科学染料を使用する中伝統的な方法で草木、虫、石など自然のものから抽出し染色工程を行っている点です。
また、多くの工房が伝統的なメキシコの文様の柄をモチーフとしていますが、同工房のラグは伝統と現代性を併せ持ったデザインでオアハカラグの中でも唯一無二と言っても過言でないラグです。