Those who have suffered understand suffering and thereby extend their hand.

Those who have suffered understand suffering and thereby extend their hand.

アート性の高い服というのも1つのテーマとしている当店。
シンプルで上質なものも間違いなく好きですが、最近ではいかにシンプルなスタイルで個性を表現するのが楽しい。
特に春夏は装いが軽くなっていくので、シンプルすぎるスタイルはちょっと物足りなってくるところ。

Blackbirdの005 Collectionの入荷がございました。
本コレクションの柄のデザインが非常に刺さっており、シーズンを重ねるごとにブランドの魅力にハマっていっております。
ちなみに、下記が今シーズンのテーマ。

"The Mess We're In”

“華美ではないが質の良いもの、思い描くワードローブを基に美学や思考を深めることで完成するスタイル”
ブランドコンセプトは変わらず collection 005 は制作するにあたり一人のイギリス人女性ミュージシャンにフォーカスしました。 表現の領域はミュージシャンの枠を超えている一方でどうしようもなく音楽家でしかない、オルタナティヴの時代にセンセーショナル に登場した彼女は、約 30 年の時を経た今もエッジーでパンクという側面は失われることがないまま唯一無二の存在でい続けています。

自傷的とも言える歌詞が消えることもなく、ありとあらゆるジレンマ、怒りや痛みなどと共存し、 学び掘り下げながら、振り返りながら......どこにも存在しえない解決の糸口を探すかのように進んでいく、 自信のないまま、過去に囚われない未完成さを大切にし、未来に向けたコレクションです。

 

デザイナー赤羽氏による洋服はどれも1点1点に拘りが詰まっているのはもちろん、表現が楽しい。
視覚的に惹かれ、素材感も良く、そして着用した際の高揚感たるや。
ついつい、これは欲しいと思ってしまいます。
僕もその一人になりました。



"Pajama Shirt" (Print)


生地とシルエットを追求した街着できるパジャマシャツ。
洋服としての強度があるパターンを追求することで、ルームウェアのような心許なさがなく一着のシャツとして成立している。

エアリーな生地で見た目の割に余白があるため、着心地は快適ですが上品な佇まい。

シャツの型が羽織ってみると、ややゆったりなサイズ感なのでVintageのスウェットの上からも羽織れました。
ニットポロなど品のあるインナーと合わせてもよいし、ボロボロの古着のTシャツの上からなんてのも格好良いです。



"Pajama Pant" (Print)


ルームウェアがベースでありながらもやや太めのエレガントなシルエットでパンツ然とした説得力を持たせることで、テーラードジャケットのような相反するアイテムとも相性の良い一着に仕上がっております。

生地はライトですが重厚感ある衣類にも負けない存在感です。
ウエストイージーで快適な履き心地も◎。


生地は、オリジナルでくり抜いた型に手作業でスプレーしたステンシルをデータ化し、コンピューターグラフィックでは表現できない味を加えて柄を表現している。
よくみると、少しスプレーが滲んでいるような部分をプリントで表現。
手作業感のある仕上がりをプリントでリアルに映し出しています。
ちなみに、ステンシルのスプレーアートは、アメリカ人アーティストの作風をオマージュしたデザインでもある。

ワードはパティスミスによる詩。
ただ、あまり文章と意味には引っ張られず、視覚的、感覚的にこの服を楽しみたい。
柄物ですが、白黒なので、色合わせはそこまで迷うことはないでしょう。
潔く白か黒で合わせるのが、ピシッと締まるのでクールな印象ですが、気分に応じてカラーものと合わせる時があっても楽しくて良いです。


クリーンなジャケットに抜け感のあるパジャマを着用する塩梅は最高にクールです。

パンツに関しては、ブランドで作り続けているDirector's Jacketに合わせるイメージで作っているということで、ジャケットと合わせた時のバランスが非常に良い。
当店としては、Lea bobergのジャケットと合わせるのを提案いたします。

コットンの平織りでケアもしやすい生地ですし、プリントなので移染の心配も無用。

シンプルで使えるアイテムに目が行きがちですが、今期のペイントデニムといい、Blackbirdのアート性のあるアイテムが好みであり、一度試してみていただきたい。

"Those who have suffered understand suffering and thereby extend their hand."
苦しんだことのある人は苦しみを理解し、他者に手を差し伸べる-

宮地

Lakewood Clothing
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